2007/12/19
与党の審議拒否を批判 簗瀬参議院国対委員長が会見で
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簗瀬進参議院国会対策委員長は19日の定例記者会見で、「委員会質疑の定例日の審議に与党が応じようとしていない」と、延長国会を決めたにもかかわらず、外交防衛委員会以外の審議に応じようとしない与党を批判した。
また、外交防衛委員会でも、与党が質疑時間を確保しながら、10分程度で質問を放棄してしまうことを、新テロ対策特別措置法案(給油新法)の再議決のための3分の2条項を使うための時間稼ぎの対応であると指摘、「防衛省の水増し請求などへの関心が低いということ。国会議員としての自殺行為」と厳しく批判した。
その上で、25日の定例日審議、26日の本会議の開催の応ずるよう強く与党に働きかけるよう各委員会に指示したこと、与党の国会対策委員長に働きかけたことを明らかにした。
また、予算委員会での年金、肝炎、防衛省疑惑の集中的審議を強く求め、「委員長が開催に応じない場合は、解任に値する」と委員長を牽制した。さらに、福田首相の「公約違反というほどの大げさなものか」、「公約を思い浮かばなかった」との発言を、「小泉、安倍、福田と続く公約を無視していい(とする)内閣」と批判した。
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