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2007/12/26
各野党とも力を合わせ政権を担う大目標に向け頑張りたい 鹿児島で代表




 小沢一郎代表は26日、鹿児島市内で会見し、解散・総選挙にかける思いを語った。会見には国民新党の綿貫代表が同席した。

 「最終決戦、衆院総選挙に向け、民主党も各党野党とも力を合わせて何としても過半数を取り、政権を担う大目標に向かって頑張りたい」と述べ、野党各党、可能な限り力を合わせて大目標に向かって全力で戦って行きたいとの意向を表明した。

 福田政権の3カ月については、「福田政権が国民のために何をしたいのか、小泉内閣以来、特に都市と地方の格差、都市の中でも所得格差、貧富の差が大きくなっている日本の現状をどう認識し、どうしようとしているのか、全く総理の考え方が示されないところに国民の不信と失望が出ていると思う」との見方を示した。

 鹿児島第5区をどういう位置付けで戦うかとの記者団からの問いには、「参院選では勝敗の帰趨は1人区だった。1人区と3人区以上で2人の候補者を立て、重点的にやった。衆院も同じ」と語り、300選挙区の中から代表自身が回れる範囲で選挙区を回って候補者を応援するとともに、党を挙げて支援したいとした。

 また、選挙協力の意義をどう広げていくかとの問いには、「国民の信頼を得て過半数を取って政権を担うために、今の自公ではいけない、ダメだという人たちが力を合わせるのは当然」と表明。「党が違うのでいろんな面で違う点があるのは当たり前だが、可能な限り力を合わせて大目標を実現するようにしたい」とも述べた。
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