ニュース
ニュース
2007/12/27
政権交代に年末年始なし! 国民運動委員会が有楽町で街宣




 「政権交代に年末年始はない!」。民主党国民運動委員会は27日午後、東京・有楽町で、越年国会が続く中、年末にあたっての街頭演説を行った。

 最初にマイクを握った藤末健三参議院議員は、政府のテロ特別措置法の対案として民主党が参議院に提出した「国際的なテロリズムの防止及び根絶のためのアフガニスタン復興支援等に関する特別措置法案」(テロ根絶法案)の趣旨説明がこの日に行われたことを報告。

 「米英軍の支援ではなく、アフガニスタン国民の生活を安定させることが、テロ対策につながる」とその意義を強調した。また、26日に決まった党の税制改革大綱に触れ、ガソリン税の暫定税率を廃止する方針を説明した。

 続けて、高山智司衆議院議員(国民運動委員長代理)が、「日本はガソリンが高いのではない。ガソリンの税金が高いのです」と、30年も続く暫定税率の問題点を指摘。「自分たちの払っている税金がこのままでいいのか、ぜひ皆さんも考えて欲しい」と師走の道を行く人たちに呼びかけた。

 国民運動委員会では、この日の街宣で披露したガソリン税暫定税率廃止キャンペーンのビラと街頭宣伝のぼりを全国の党組織に配布し、この年末年始を皮切りに全国でキャンペーンを展開することにしている。
記事を印刷する