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2008/01/07
小沢代表、菅代表代行、連合新年交歓会に出席


 小沢一郎代表、菅直人代表代行は7日夕、都内で開かれた「連合2008新年交歓会」に揃って出席した。

 菅代表代行は党を代表して挨拶し、冒頭、「格差是正」「生活が第一」を掲げて大きな成果を挙げた2007年の参院選への支援に感謝の意を表した。

 続いて、昨年を象徴する漢字に「偽」が選ばれたことに言及。「大変嘆かわしいという見方があるが、逆説的に言えば次へのチャンス」として、薬害肝炎の資料や消えた年金記録という隠されていた「偽」の事柄は、民主党の追及によって表に出て、解決へ向けて動き出したと例を挙げた。

 菅代表代行は「偽の事柄がどんどん表に出始めたのは、参議院での与野党逆転があってのことだ。おかしなところがはっきりしてくれば、それを変える道筋も十分に生み出すことができる」などと、国民の手に政治を取り戻すために政権を変える重要性を強調した。

 関連して、本年夏の洞爺湖サミットで中心の議題となる地球環境問題についても「大変な問題ではあるが、日本の、あるいは経済界にはチャンス」と指摘。省エネ、太陽光発電、バイオマスなどについて、日本は世界に冠たる技術を持っており、地球を救いながら日本が進んでいくことも十分可能な道だとした。

 菅代表代行は「新しい政治の転換をぜひ実現して、国民の皆さんに今ある閉塞感を打ち破る一年にしたい」と力強く述べ、雇用、特に非正規雇用の問題について全力を挙げて取り組むと表明し、挨拶を締めくくった。

 小沢代表も登壇して党への厚い支援にお礼を述べるとともに、会場内で参加者と笑顔で新年の挨拶を交わした。
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