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2008/01/11
【参院本会議】感染被害者救済給付金支給法案、全会一致で可決


 参議院本会議が11日午前、開かれ、薬害C型肝炎被害者の救済に繋がる、委員長提案の「感染被害者救済給付金支給法案」が採決され、賛成239、反対0の全会一致で可決、成立した。

 採決に先立ち、岩本司厚生労働委員長が、委員会における審査の経過と結果を報告した。

 救済法は、血液製剤「フィブリノゲン」と「第9因子製剤」が原因でC型肝炎ウイルスに感染した被害者や遺族に、給付金を支払うことを柱として、国が200億円を投じる基金でまかない、製薬会社2社にも拠出を求めるもの。前文で原告側が求めていた国の責任と謝罪にも触れている。
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