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2008/01/16
【定期党大会】総選挙勝利、政権交代「国民の生活が第一」の政治実現誓う 




 党の2008年度定期大会が16日、横浜市内で開かれ、総選挙勝利、政権交代「国民の生活が第一」の政治の実現を誓い合った。

 党大会は、午前1部、午後2部の構成で開かれ、国民の生活を省みない、自民・公明政権を打倒し、早期の解散・総選挙を求め、勝利し、民主党中心の小沢一郎政権をつくること、すべてを総選挙に集中することを柱とする運動方針を満場の拍手で承認した。

 小沢代表は、「政治を国民の手に取り戻して、今までの社会、国家の仕組みを根本から作り変えなければ、国民の生活を守っていくことはできない」とした上で、「政治家としての『最後の戦い』である」と挨拶。今年に賭ける思いを強調した。

 1部では、活動方針案を巡り、地方の声を政策に反映させる手立てを、風に頼らずどぶ板選挙を、夢のあるキャッチコピーを、暫定税率廃止でも、地方に道路ができるとの説明を、などの意見が出された。それに対して鳩山幹事長はじめ幹部が丁寧に答弁し、輿石東代表代行が、「党が何をやろうとしているか、分かりやすく訴える。政権をとることに一点集中する。ご協力をお願いする」と集約した。

 2部で鳩山幹事長は、1部での議論を含めて運動方針を報告し、「誇り高く『国民の生活が第一』を掲げ、夢のある日本を築くためにさらに努力する」と表明し、活動方針を報告、承認を求めた。

 また、社民党の福島みずほ党首、国民新党の綿貫民輔代表、日本新党の田中康夫代表が来賓として挨拶、自民・公明政権の打倒、政権交代を訴えた。さらに、高木剛連合会長、松沢成文神奈川県知事、達増拓也岩手県知事、日本経団連の大橋光夫政治対策委員長も来賓として挨拶した。

 最後に、衆院選候補内定者が登壇、また、現職衆院議員の名前が読み上げられ、内定者を代表して、東京10区の江端貴子さんが、「日本の未来ために今の閉塞観を打ち破ることを誓う。火の玉となって、生活者のための政治を実現する、そのために政権交代を実現する」と決意表明した。

 それを受けて菅直人代表代行の音頭で頑張ろうを三唱し、閉会した。

 なお、大会議長は、第一党となった参院から大河原雅子、風間直樹両議員が務めた。
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PDF 2008年度活動方針案 2008年総選挙決戦 今こそ、政権交代 「国民の生活が第一」を実現
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