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2002/02/25
「鈴木宗男氏の証人喚問を」羽田特別代表が会見
 羽田孜特別代表は25日の定例会見で、鈴木宗男議員の証人喚問要求に対し、与党が予算成立の遅れなどを理由に難色を示していることについて、「焦点ぼかしの常套手段だ」と批判した。

 羽田特別代表は、「ODA、機密費上納問題など、予算を巡ってこれほど多くの問題がある中でこれを執行すれば、国民の疑念は高まり、効果が上がらない」と指摘。鈴木氏の疑惑を含め、徹底的に予算審議を尽くすべきだとした。

 また、小泉内閣の支持率の下落について、「もっと下がる」との見方を示し、その要因として、「首相では何も変わらないことや、首相の言行不一致・公約違反が表に出てきたからだ」と説明。とりわけ、鈴木氏と外務省との関係に象徴される政官業の癒着は、自民党全部会と全省庁との間に存在するとし、政権交代をしなければ打破できないと強調した。

 さらに、今後の野党共闘の展望について「政権交代を実現するため、野党協力を一層強化し、解散総選挙につなげていく」と語るとともに、町田市議会選挙で民主党候補者がトップ当選を果たしたことに触れ、「潮の目が変わりつつある」と分析。高まりつつある民主党への期待に応えるため、「身を引き締めなければならない」と語った。 
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