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2008/01/25
国会は国民に分かりやすくなければならない 簗瀬参院国対委員長が会見で




 簗瀬進参議院国会対策委員長は、25日午後の記者会見で、「自戒をこめて申し上げるが、国会、政治は国民に分かりやすい親切な取り組みが必要。狡知すぎると国民の理解には届かなくなる」として、税制関連法案を一括して審議しようとしたり、道路特定財源の暫定税率の部分を3カ月延長する与党の議員立法提出の動きがあることを批判した。

 その上で、租税特別措置法について、全部を一緒にせず、「減税が本当に役に立っているのか、必要なものなのか一つひとつ吟味しなければならない」と、透明化を図る考えを示した。さらに、「租税特別措置法の中に、税金の無駄遣い、埋蔵金があるのでは」と現行制度を批判した。

 また、補正予算、同関連法案について、衆議院での審議時間以上の慎重な審議が必要との考えを示し、特に、地方交付税の税収見積もりの誤りについて、総務委員会での審議が当然必要であるとした。
 
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