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2008/01/27
大阪府知事選挙投開票 党推薦の熊谷さん及ばず


 大阪府知事選は、27日に投開票され、民主はじめ、社民、国民新各党が推薦した元大阪大大学院教授の熊谷貞俊さんは及ばなかった。

 熊谷さんは記者団のインタビューに答えて、「知名度で圧倒的な差が開いた」と分析しつつも、自らが掲げたマニフェストの中身については「生活や教育の現場で頑張っておられる方にお伝えできたと思う」と振り返った。

 「生活が第一」の主張についても、「本気で生活しておられる方々には政策をご理解頂いたと思う」と述べ、残念な結果に終わったことは、浸透がいま一歩足りなかったのではないかと分析した。

 敗因については、「やはり知名度だと思う」と重ねて述べたが、選挙期間中訴え続けた「ほっとかれへん!」という気持ちは、政治全般、国にも大阪にも引き続きその思いはあるとした上で、「大阪を何とかしてほしいという有権者のみなさんの思いを達することができずに心からお詫びする」と語り、頂戴した多くの支持に感謝の意を表した。
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