2008/01/29
暫定税率つなぎ法案を断固阻止 常幹で徹底抗戦を決定
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民主党は29日の常任幹事会で、3月末で期限の切れるガソリン税などの暫定税率を2ヵ月間延長する「つなぎ法案」を与党が提出し、衆議院通過を強行しようとした場合、「国会無視の暴挙」として、全党一丸となって「徹底抗戦」する方針を決めた。また、その戦いを国民に広くアピールするため、菅直人代表代行を本部長とする「道路特定財源暫定税率対策本部」を設置した。
常幹の冒頭、鳩山由紀夫幹事長は同日の役員会で「与党がつなぎ法案という国会無視の暴挙をすれば、全党一丸となって戦う」ことを確認したことを報告、「つなぎ法案は民主党、野党に対する宣戦布告のようなものだ。是非みんなの協力で戦い抜きたい」と結束を呼びかけた。
また、山岡賢次国対策委員長は「つなぎ法案は国会史上、例がないくらいに無茶苦茶なものだ。極めて不本意ではあるが、あらゆる手段をもって戦わざるを得ない。この戦いには批判も出るかも知れないが、マイナス点はみんなでカバーしながら、プラス点を多くしていきたい」と述べた。
さらに、石井一副代表は「つなぎ法案提出は与党が民意を全て踏みにじってやるものであり、大変な戦いになる。国会は開店休業の状態になり、わが党議員は全員街頭に出て、解散・総選挙を視野に入れて戦うしかない」と覚悟を求めた。
それらを受けて、中井洽・常幹議長が「徹底抗戦で断固頑張る」ことを提案、全員拍手で確認した。
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