ニュース
ニュース
2008/02/04
「腐敗した長期権力を変えることが本当の改革」大阪第2区の集いで小沢代表




 小沢一郎代表は4日、次期衆議院総選挙に向けて民主党への支持を拡大するため、全国行脚を昨年に引き続きスタート。その第一弾として大阪2区の萩原仁総支部長らとともに「新春のつどい」に参加するため大阪入りした。

 はじめに、小沢代表は約500人の支援者の方々らを前に挨拶に立ち、大勢の方が参加し、会が盛大に開催できたことと大阪府知事選挙での多大なる支援に感謝の意を表した。

 続いて小沢代表は今年行われるであろう衆議院総選挙について、「最終の決戦だ」と述べると同時に、「日本の議会政治ならびに日本の将来のために、国民の生活を無視した与党政治を、政権を変えることで国民の生活にそった政治に変えていかなければならない」と、民主党が政権交代を実現する強い決意を表した。

 また小沢代表は、「改革」という言葉に言及し、「世界の民主主義国家では日本のような長期政権はありえない。長い権力は必ず腐敗する。その権力を変えることが本当の日本の構造改革である」と本質を強く訴えた。

 さらに、「信じられないような現代の政治、行政。いろんな問題や膿が現れてきているのは長期政権の結果であり、我々が政権を掴むことで日本の大掃除をしなければならない。経済の問題をはじめ、世界の変化の流れにも対応できるような政治回復をしなければならない」と語り、次期衆議院総選挙が民主党にのみならず、国民生活にとっても「最終の選択の機会」であるとの重要性を説いた。
 
 同時に小沢代表は、民主主義の原点について、「国民の皆さんと一言でも二言でも熱く言葉を交わす」ことが重要だと指摘。「そうでなければみんなが何を想い、何を考え、何を政治に期待しているのかわかるはずがない。これを軽視していたのでは政権は取れない」と語り、公認予定候補の萩原仁大阪第2区総支部長に対して民主主義の原点を貫き、「国民の生活が第一」の政治を実現するための激励を行った。

 最後に小沢代表は参加した支援者に対して、「政治家は有権者の皆さんが作るもの。本気になって政治家を育てればいい政治家ができる。皆さんの手作りの政治家として、皆さんの気持ちを代弁してもらえるような政治家に育て上げて欲しい」と、更なる支援を求めて挨拶を締めくくった。

 小沢代表に続き、萩原総支部長が挨拶に立ち、「皆さんと一緒に戦い、皆さんとともに、政権交代を実現させる」と意気込みを語った。

 なお、「新春のつどい」には、大阪府連代表の平野博文衆議院議員、梅村聡参議院議員なども参加した。
記事を印刷する