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2008/02/19
参院民主党として次期衆院選の支援体制を固め、準備万端で応援する 平田参院幹事長




 平田健二参議院幹事長は19日午後、国会内で会見を行い、次期衆議院選挙における参議院民主党の支援体制や同意人事に関する手続きにおける与野党合意、イージス艦「あたご」と漁船の衝突事故などについて記者団に語った。

 はじめに、参議院民主党として、次期衆議院選挙に向けての支援体制(「参議院衆議院選挙支援対策本部(仮称)」)について検討していることを明らかにし、「今週中に案をまとめ、来週に参議院の役員会、議員総会の了承を得て、最終的に決定したい」と、見通しを示した。具体的には支援体制を整えるための人事案を作成し、参議院役員会で決定する方向で作業を進めることとなるとした。

 また平田参議院幹事長は、「衆議院の解散・総選挙はいつになるかわからないが、『常在戦場』の考えの下、参議院として準備万端整えて応援したい」と、意気込みを語った。

 続いて同意人事について、「手続きとして、与野党間でほぼ合意に達した。政府がいつ人事を提案してくるかわからないが、提案があれば合意の内容に沿った形で、党内の手続きに従い、我々の人事に対する考え方を決めていきたい」との見解を示した。

 最後に同日発生した海上自衛隊イージス艦の事故について、平田参議院幹事長は、「本日の役員会でも話があった。政府に対してしっかりとした対応を求めていかなければならない」と政府の甘い対応を批判すると同時に、同日夕方に開催される党三役懇談会で協議の上、政府に対する具体的な要請を決めることになると語った。
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