2008/02/29
河野衆院議長に更なる予算委員会での審議、局面打開を申し入れ 野党4党幹事長・書記局長
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鳩山由紀夫幹事長はじめ野党4党の幹事長・書記局長が29日午後3時議長室で、河野議長に予算委員会での予算審議がまだ尽くされていないとして、さらに審議が尽くされるよう議長としても局面打開の努力をされるよう申し入れた。
河野議長は、「野党の言い分も分かるが、審議が尽くされたかどうかはそれぞれの立場による」と応じた。
申し入れ後、鳩山由紀夫幹事長は記者団に、イージス艦衝突事故での虚偽答弁、さらには59兆円の道路整備計画のずさんさが明らかになっている、また、時間がきたから採決するというのは議長にも国民にも失礼、つなぎ法案の際の両院議長のあっせん「十分な審議を尽くす」ことが満たされていない、との認識で議長に申し入れた、と理由を明らかにした。
議長申し入れに先立ち、野党4党は国会内で、幹事長・書記局長会談を開き、議長に対する申し入れを行うことで合意した。また、この席で鳩山幹事長は、同時刻参議院に提出した道路特定財源の一般財源化、暫定税率廃止などの3法案への協力を求めた。
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