2008/02/25
高規格幹線道路「佐世保道路」を視察 川内、石川、大串各衆院議員
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川内博史衆議院議員(衆議院国会対策委員会筆頭副委員長・ガソリン値下げ隊隊長)は、2月25日、長崎県佐世保市において建設中の、高規格幹線道路「佐世保道路」を視察した。石川知裕衆議院議員、大串博志衆議院議員が同行した。
一行は、8.3キロにわたる高架道路の建設現場、トンネル工事現場を視察したあと、この道路建設のために新しく移転された、米軍住宅を視察した。
道路整備の必要性は認められるものの、8.3キロの延長の工事に対して1600億円以上の事業費となっていることから、より低廉なコストで建設することはできないかといった点などについて質問が出された。
特に、移転した米軍住宅については、8棟11戸の住宅の移転のために約28億円もの費用がかけられていることや、町の中心部に突き出した城壁要塞のような異様さに、「ここまでの補償整備は過剰ではないか」との指摘が相次いだ。
川内博史衆議院議員は終了後、記者団に対して、「道路はとにかく国が作るという仕組みから、地方が財源と権限をもって主体的に作るという新しい仕組みに作り変えていくべき。そうすればみんなで知恵を出し合って、どのような道路建設が地域にとってもっとも望ましいかを考え実現していくことができる」と、道路整備に関する中央集権的な現在の仕組みを、地方主体のものに変えていくことの必要性を訴えた。
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