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2000/02/03
解散・総選挙実現を連日街頭で訴え
 民主党は3日、羽田幹事長と横路副代表を先頭に、東京・池袋で解散・総選挙を求 める街頭演説に取り組んだ。岡田克也・渋谷修・原口一博・吉田公一衆院議員らも駆 け付け、解散要求署名を呼びかけた。

 原口議員は「大きな問題が続出して審議が必要だが、いまの国会をスポーツにたと えると、与党が『勝手にルールを決めるから野党は黙って試合をしろ』と言っている のに等しい。これでは野党は出られない」と痛烈に批判。岡田議員も「国民が将来に 不安をもっているからこそ、自自公は異常な国会運営を続けている。まともに議論し たら弱みがあるからで、民主党を恐れ話し合いの場を与えない」と指摘した。

 横路副代表は「いま問われているのは、解散してこれからの日本をどう進めるか、 自自公でいいのかを決めることだ。政治的転換をやり遂げる時が来た」と訴え、羽田 幹事長も「7月にサミットが沖縄で開かれるが、民主主義がないままの状態で開催す れば日本の恥だ。国会では問題が解決できなくなっている以上、1日も早く解散を断 行するしかない」と声を限りに訴えた
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