2000/02/04
「議論の場の確保が一番大事」鳩山代表が外国特派員協会で講演
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鳩山代表は4日夜、東京日比谷の外国人特派員協会で講演し、民主党の立場について理解を求めた。
鳩山代表は野党抜きのまま審議がすすむ国会の現状を「形式的民主主義と実質的民 主主義の戦い」と位置づけ、「自自公の結論がすべてで、野党はいらない」という与 党の姿勢を厳しく批判した。
さらに鳩山代表は、事態打開に向けて「民主党は審議拒否を好んでいるわけではな い。長く続けることで政治不信が募ることを懸念している」と表明。審議に参加する 条件は「責任のある与党からだすべき」と前置きしながら、「真の意味での議会制民 主主義では委員会審議など議論の場が確保されることが一番大事だ」と指摘した。
共産党との野党共闘については「現時点では議会制民主主義の再生のために協力し 合っているが、政権の枠組みで共に歩むつもりはない」と述べ、「共産党にハイジャ ックされた」との与党幹部の発言を「妄言だ」と批判した。
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