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2008/04/03
参院予算委では年金の問題点を明らかにする 輿石参議院会長が会見で




 輿石東参議院議員会長は3日午後の定例記者会見で、来週月曜日、7日の予算委員会での集中審議に触れ、「道路はガソリン税が25円下がり、一段落。今度は年金記録の問題点を国民の前に明らかにしていく」と述べ、徹底的に追及する考えを示した。

 また、舛添厚生労働大臣への問責決議案の提出に関する質問に、「問責は軽いものではない。出すには覚悟がいる。結果、問責に値する理由が必要。出す時は、120人の会派の意思、党の意思として出す」と答えた。

 さらに来週水曜日の9日、3カ月ぶりに開かれる党首討論に関する質問には、「どちらが党首会談に応じなかったのか明らかになるのではないか。また、民主党の考えを明らかにし、自公政権、福田内閣との違いが浮彫りになると思う」との期待感を表明した。

 租税特別措置法改正案の衆議院での再議決に関して自民党内でいろんな動きがあるとの質問に、「自民党さんも怪しくなった」と皮肉った。さらに、「来週は自民党内、福田内閣が動いてくるのではないか」との政局観を示した。
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