2008/04/09
日銀総裁人事めぐり党への理解求める 参院総会で輿石会長
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民主党・新緑風会・国民新・日本は9日午前、国会内で参議院議員総会を開催、日銀正・副総裁人事について党の方針を確認した。
冒頭、輿石東参議院議員会長(代表代行)が挨拶に立ち、日銀正・副総裁人事案件に関して3度目の採決となる本会議を前に、早急に日銀総裁人事に決着をつけ、「年金・道路等の問題で国民の皆さんに応えていきたい」との思いを表明。同意人事案件に関しては党としてルールを決定、その手順に則りひとつの結論に達したと説明、党の方針への理解を求めた。
また、15日に告示、27日に投開票の山口2区の衆議院補欠選挙について、室井邦彦議員が専従体勢をとると報告、政権交代に向けて一致団結して臨むよう呼びかけた。
総会後の本会議では、日銀総裁に白川方明副総裁を昇格させ、副総裁に前財務省財務官の渡辺博史一橋大教授を起用する人事案を採決。採決の結果、白川副総裁を総裁に昇格させる案には、賛成231票、反対7票で同意、渡辺氏を副総裁とする案には、賛成115票、反対121票で不同意となった。
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