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2008/04/30
河野衆院議長に本会議を開会しないよう申し入れ 野党4党幹事長




 鳩山由紀夫幹事長はじめ、野党の幹事長・書記局長はそろって30日午後1時前に、河野衆議院議長に対して、みなし否決の動議採決のための本会議を開催しないよう申し入れた。議長はこれを拒否、本会議開催を強行した。

 午後2時過ぎ、国会内で両院議員懇談会が開かれ、鳩山幹事長が結果を報告した。幹事長は、議長室前での抗議行動へ感謝を述べ、「国民の皆さんがガソリンを上げないよう求めている。にもかかわらず、世論に全く逆行し、国民の思いを裏切ってみなし否決し、暫定税率を復活させる暴挙はとても許すことはできないと議長に申し上げた。が、議長は、憲法、法律の規定に従い動議を受けるのは当然と答えた」と語った。

 その上で、「早い段階での解散・総選挙で国民の信を問うべき」と改めて主張した。

 両院議員懇談会では、山岡賢次国会対策委員長も、議長室前での抗議行動への感謝を述べるとともに、2回目の本会議の開催の際にも抗議行動を展開すること、「2回目の本会議が数の暴力によって突破されれば、両院懇談会を開き、その後、街頭で国民に直接訴える」と今後の行動について報告した。
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