ニュース
ニュース
2008/05/07
財政金融委での集中審議を求める 簗瀬参院国対委員長が会見で




 簗瀬進参議院国会対策委員長は7日午後、国会内で定例記者会見を行い、道路整備費財源特例法案に関して、福田首相の出席を求めて財政金融委員会の集中審議をできれば明日8日にも開きたいとの考えを、鈴木自民党参議院国会対策委員長に伝えるとした。

 また、与党のみなし否決、3分の2を使っての再議決に関して、与党から反省、自責の念が聞かれなのは残念だとしたうえで、「与党から民主党の参議院議員がとった行動にクレームがあったが、みなし否決は衆議院の3分の2の数での参議院の抹殺であり、参議院議員がこのことに抗議するのは当然。むしろ陳謝するのは与党」と批判した。

 さらに、土壌汚染防止法案などの党の議員立法について、東京築地市場の移転問題もあり、早急に審議入りすることを与党側に求めるとした。

 首相問責決議案についての記者の質問に、「最大・最高のカードであり、13日以降に出すとも見送るとも決めていない。簡単にカードを切るわけにはいかない」と答えた。
記事を印刷する