ニュース
ニュース
2008/05/15
松原副本部長の米国訪問報告などで拉致問題対策本部役員会開く




 拉致問題対策本部(本部長=中井洽常任幹事会議長)の役員会が15日午後国会内で開かれ、松原仁副本部長が拉致被害者家族会のメンバらーとともに、米国を訪問し、ヒル国務次官補らと面談してきたことなどを報告した。

 冒頭、中井本部長が、「家族会からぜひ国会議員の参加をとの強い要請があったので、急きょ5月1日に松原さんに行ってもらった。6者協議についていろいろ報じられているので、外務省からヒアリングもする」と挨拶した。

 松原衆議院議員は、ヒル国務次官補との面談を中心に報告。この中で松原議員は、今回の訪米ではアメリカ民主党にもウィングを広げ、意見交換してきたこと、ブッシュ政権はテロ支援国家指定解除のハードルを下げないのではないかと感じたことなどを語った。また、アメリカ議会のなかで拉致問題への理解が広がっていることを報告した。

 外務省からは、日朝関係が進展していないことなどが報告された。

 役員会ではこれらを受け、北朝鮮の現状、6者協議、米朝関係などに関して意見交換した。
記事を印刷する