2008/05/22
証人喚問にも拘らず与党議員の欠席は理解できない 輿石参院会長
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輿石東参議院議員会長は、22日午後記者会見を行い、同日外交防衛委員会で開催された、山田洋行宮崎元専務の証人喚問について、記者団に語った。
はじめに輿石参議院会長は、同日、外交防衛委員会で山田洋行宮崎元専務の証人喚問が行われた際に、自公議員が欠席したことについて、「以前、北澤委員長の下、全会一致で証人喚問を行うことを決定しておいて、テレビ中継が行われるから駄目だとか、議長に抗議の申し入れをするなど非常に不思議な現象が起きている」と、呆れた表情で指摘。意味不明な自公議員の行動について「何を考え、何をやろうとしているのか分らない」と語った。
また、委員会審議のテレビ中継に関して、公共放送の公平な原則という観点から全会一致でないと放送しないということについて、「国民の皆さんに真実を明らかにするということが最高の命題である」との認識を表し、今後、そのあり方について議論すべきとの考えを示した。
さらに今後、防衛省問題に関する、日米平和・文化交流協会の秋山直紀専務理事の証人喚問や石破防衛大臣への問責決議の取り扱いなどついて、「北澤委員長の下、防衛省問題の疑惑追及は委員会の大きな任務である」と輿石参議院会長は述べ、徹底追及を行う判断は委員会にあるとした。
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