2008/05/27
思いを完全に実現するには総選挙で多数を取る以外にない 連合との懇談で代表
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小沢一郎代表は27日夕、民主党と連合が共催した「民主党と連合との懇談会」に出席し、「我々の思いを完全に実現するためには総選挙で多数を取る以外にない」と表明。最善の努力をしていくと語った。
懇談会には、岡田克也副代表、鳩山由紀夫幹事長、山岡賢次国会対策委員長はじめ、衆議院議員を中心に多数の党所属議員が参加。懇談を通して、政権交代への思いをひとつに、連合のみなさんと共に戦っていくことを確認した。
党企業団体対策委員長の前田武志参議院議員の司会進行のもと、最初に挨拶に立った連合の高木会長は、「今の福田政権、その前の安倍政権、それぞれ総選挙の洗礼をうけていない」と指摘。そのうえで、「近いうちに行われるであろう解散・総選挙にむけて二人三脚で政権交代を目指して進みたい」と述べ、「ともかく政権を取ってほしい」と、民主党への期待感を示した。
次にマイクを握った小沢代表は「まちがいなく今年中に総選挙はあると思っている」と語り、最終のけりをつける決選、総選挙だと強調した。
我々の思いを完全に実現するためには総選挙で多数を取る以外にはないとの認識も示し、「私どもも最善の努力をするが、連合の皆さんには、現職でないものも含めて候補者を、きびしくびしびしと鍛えていただきたい」と要請。同時に「温かいご支援も」と求め、念願の政権を奪取できるよう、ともに歩んでいきたいとした。
続いて鳩山幹事長が、「連合は連合、民主党は民主党、自立をしながら共生をはかる。政権取りに進んでまいりたい」と、民主党の政権取りを誓い合いながら乾杯の音頭をとった。
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