2008/05/28
【参院本会議】生物多様性基本法が成立、子どもの学習権保障する法案も可決
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28日午前の参議院本会議で、生物の多様性の保全および持続可能な利用を推進するための「生物多様性基本法案」が委員長提案で議題となり、全会一致で可決、成立した。
本会議に先立つ議員総会で、岡崎トミ子『次の内閣』ネクスト環境大臣は、田島一成衆院議員中心に民主党が取りまとめて衆院へ提出した議員立法が与野党協議を経て、超党派の議員立法として提出することで合意され、委員長提案になったと経緯を報告した。
本会議ではまた、民主党議員立法「財政が破綻状態にある市町村の義務教育関係事務の国への移管制度の創設に関する法律案」が議題になり、賛成多数で可決された。
財政が破綻状態にある市町村では、義務教育についての十分な保障が困難となることを踏まえ、緊急措置として、国の責任において小学校及び中学校の適切な教育環境を確保しようとするもの。提出者の佐藤泰介議員は、議員総会で、子どもたちの学習権をあらゆる立場から保障していく日本国教育基本法の理念がやっと実現すると挨拶した。
なお、平成18年度の予備費使用についての5つの承諾案件は、民主党などの反対多数により、参院で不承諾になった。
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