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2008/05/29
「後期高齢者医療制度廃止法案」6日までに仕上げたい 輿石会長




 輿石東参議院議員会長は、29日午後の定例記者会見で、後期高齢者医療制度廃止法案の審議見通しについて、「この国会で自民・公明両党が廃止法案について賛成か反対かを問いたい」としたうえで、参議院での審議に関して、「6日までには仕上げたい」とした。

 また、公務員制度改革基本法案の修正合意に関して、一番大きな成果は、「非現業の公務員についても、労使が対等な関係で労働条件を決めることができる道が開かれたこと」として、労働基本権拡大での前進を評価した。

 この法案に限らず、与党が民主党の主張を取り入れ始めていることへの質問に、「私どもの案を取り入れざるを得ない政治状況。聞く耳を持たないでは、さらに内閣・自民党の支持率が下がる」と分析した。

 自衛隊機による中国四川大地震救援活動に反対しないことへの質問に、「人命にかかわることだから、それを優先して判断した。それが無原則だとは思わない」と、一部の批判を一蹴した。
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