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2000/02/27
大石正光さんが圧勝、議席奪還=衆院宮城6区補欠選挙
 自民党の小野寺五典氏の議員辞職に伴う衆院宮城6区補欠選挙は27日投開票され、民主党公認で党県副代表の元衆院議員大石正光候補(55)が、他の三新人候補を大差で破って4度目の当選を果たし、約3年4カ月ぶりに議席を奪還した。

 民主党は、大石さんの当選確実を受けて、同日夜談話を発表した。              
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2000年2月27日

衆議院宮城6区補欠選挙結果について(談話)

民主党代表 鳩山由紀夫


本日、標記選挙の投開票が実施され、わが党の公認候補である大石正光氏が圧勝させていただきました。ご支持いただきました宮城6区の有権者のみなさまに厚く御礼を申し上げますと共に、ご支援いただいたみなさまに心から感謝申し上げます。

宮城6区の補選は前回総選挙から2回目であり、そのいずれもが政権与党・自民党の政治家の金権腐敗の露呈によって実施に至ったものです。そして今回は、そうした腐敗体質を温存する自民党、そして政権与党3党が有権者の怒りを恐れ、立候補を見送る中で行われました。与党のこうした対応は、民意を問う姿勢の放棄であり、厳しく指弾されなければなりません。

小渕内閣に対する不支持率は遂に支持率を上回り、自自公政権ノーの国民の声は強まる一方です。宮城6区では候補者も立てられず、民主党の解散・総選挙実施の要求を拒否して、あくまで国民の審判を回避しようという小渕内閣の姑息な態度は議会制民主主義への挑戦と言えます。

民主党は、越智金融再生委員長の辞任劇に象徴される小渕政権の驕りと腐敗を糾し、また最近顕著になりつつある政権勢力の姑息かつ陰湿な攻撃をはねのけ、今回の補選でも示された民意の実現、解散・総選挙による新しい政権の誕生をめざして全党一丸となってまい進いたします。ますますのご支援をお願いいたします。
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