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2008/06/11
「福田首相はその任にあらず」 問責決議の可決受け小沢代表




 小沢一郎代表は11日夕、福田首相問責決議案の可決を受けて党本部で会見し、国民の生活をまったく視野に入れず、自分たちの利益のための政治行政を変えようとしない福田首相に対し、決議によって総理大臣の任にあらずと明確に伝えたとした。

 小沢代表は、提出した理由を問われ、年金や医療、ガソリンや省庁の不祥事などの問題を挙げた上、今の自公政権は国民の生活をまったく視野に入れない、自己利益のための政治に陥っていると指摘。

 「福田内閣の国民に対する責任は大変大きい。にもかかわらず、それらの認識が余りにも薄く、しかもそういった政治行政を本当に国民のために変えようともしない。その力もない。そういう政権は何のメリットももたらさない」と見解を述べた。

 「福田総理大臣はその任にあらず」と明確に国民の皆さんに知らせるために問責決議というかたちが取られたとの考えを示し、直近の選挙によって主権者に過半数を与えられた民主党が国民の皆さんの大きな声を代弁して福田首相を信任しないという大変な結果を首相自身が受け止めないといけないと語った。
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