2008/06/18
15年前の6月18日は政治家としてのある意味での原点 簗瀬参院国対委員長
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簗瀬進参議院国会対策委員長は、18日午後の定例記者会見で、15年前の1993年の6月18日、宮沢内閣に対する不信任決議案が可決されたことについての質問に、「ある意味私の政治家としての原点に当たる日」と答えた。
簗瀬委員長はまず、当時自民党の国会議員として最初に不信任案への賛成票を投じたこと、その後、新党さきがけ、民主党へと移ったことを披歴した。
そのうえで、福田首相問責決議への賛成討論で触れる予定だったマックス・ウェーバーの「職業として政治」の一節、「政治とは、情熱と判断力の二つを駆使しながら、堅い板に力をこめてじわっじわっと穴をくりぬいていく作業」を引き、堅い板は官僚政治のことだとして、「ここに穴を開ける最も強烈、有効な手段が政権交代。岩盤に穴を開けるのが使命だと思う」と語った。
また、福田首相が、消費税に言及したことについて、「安易に持ち出すのは反対。道路をはじめいたるところで無駄遣いの山を築きながら、国民に負担を求めるのは本末転倒」と批判した。
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