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2008/06/21
兵庫10区、加古川市で地元の方々と触れ合い、岡田やすひろ総支部長を激励 幹事長




 鳩山由紀夫幹事長は21日午前、兵庫県加古川市を訪れ、岡田やすひろ・衆院兵庫第10区総支部長とともにJR加古川駅前の商店街を練り歩き、地元で創業60年の歴史を持つラーメン店に立ち寄り、地元の皆さんと一緒に昼食を取ったり、買い物客や商店街の方々と触れ合った。
 
 その後、鳩山幹事長と岡田総支部長は加古川総合文化センターで行われる時局講演会に出席し、約500人の支持者を前に官僚政治から地域主権の政治に転換するため、政権交代の重要性を訴えるとともに、そのためには兵庫10区で32歳という若さ溢れる岡田総支部長への更なる支援を強く求めた。

 同講演会の冒頭、岡田総支部長が挨拶に立ち、集まっていただいた多くの支持者に対して、感謝の意を表した。岡田総支部長は、「地元の方からの多くの意見の中で、国会が終わったのに年金問題を始めとし、どれ一つ納得いく形になっていない」という不満の声を耳にすると述べ、「政治に対する不信感が膨らんでいる現状を肌身で実感している」と表した。

 さらに岡田総支部長はその原因となる多くの要素は政府・与党がいかに無責任な財政運営をしているかという点にあると指摘し、「税金のムダづかいを改めて、未来のために戦略的な税金の使い方を徹底的に見直し、透明性を確保するための仕組み作りを断行すべきと主張。そのためには政権交代をする以外に方法はない」と説き、政権交代の重要性を強く訴えた。

 続いて鳩山幹事長が登壇。支持者に重ねて感謝の意を表明。次に、15年前の今日が自民党を離党してさきがけを結党した日であることに触れ、「自民党政治ではこの国をよくすることはできないとの思いで、さきがけを作った。そして、新しい政治を起こそうと今日までがんばってきた」と当時を振り返りながら、その精神は今でも強く生き続けていることを訴えた。
 
 また鳩山幹事長は、今の政府・与党に対して、「後期高齢者医療制度や道路特定財源の問題など、国民のためと言いながら、実際は官僚任せの政治にしてきたことや、財政再建という大きな錦の御旗を掲げて国民に対して増税を強いるというのが現在の政権の姿である」と厳しく批判。

 その上で、国民の手に政治を取り戻すためには民主党が政権を勝ち取らなければならないとの認識を示し、「官僚主導の政治から地域の方々が主役となる地域主権の政治に変わらなければいけない。そのためには岡田総支部長が先頭に立って新しい政治に変えていくように皆様のお力を頂きたい」と更なる支援を求めて締めくくった。

 また同講演会では参加した支持者からの質問があり、活発な意見交換の場となった。
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