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2008/07/04
辻恵・大阪17区総支部長、鳩山幹事長と演説「官僚主導政治を何としても打破する」
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辻恵・大阪府第17区総支部長は4日午後、大阪堺市の泉北高速鉄道泉ヶ丘駅頭で鳩山由紀夫幹事長とともに街頭演説を行い、政権交代を果たし、現政府・与党が抜け出せない官僚主導政治を何としても打破していくとの強い意志を表明した。
辻総支部長はまず、「政治は日一日と悪い状態にどんどん陥っていく」との認識を示し、ただただ権力にしがみつきたいばかりに解散・総選挙に打って出ることができない自公政権のもとでは官僚主導の利権政治は到底やめさせることはできないとの認識を示した。
そうしたなかにあって、日々の暮らしに不安が募る国民生活について、切実な思いを直接民主党に寄せてほしいと求めた辻総支部長は、「皆さんの切実な思いを直接ぶつけていただければ、政権交代を果たして行く力になる」と語り、「政治をまっとうなものに変えていこう。そのためにも民主党を支持してほしい」と呼びかけた。
辻総支部長はまた、次期衆院選において与野党逆転を果たすことができれば、日本の政治を根本から変えることができるとも説明し、「法律のあり方、制度、予算も国民本位の目線で組み立てることができる。そうなれば国民生活を根本から変えることにつながる」と述べ、この最大のチャンスに、民主党とともに日本をまっとうな国にするため、一人でも多くのみなさんに力を寄せてほしいと訴えた。
鳩山幹事長は、委員会質疑などを通じて特別会計予算にメスを入れるなど、辻総支部長が弁護士として培った経験などをもとに積み上げてきた衆議院議員当時の実績を列挙すると同時に、専門知識をもった追及能力に優れた逸材であると紹介。「正義の政治の中心で活躍すべき人」として、政治家としての手腕を高く評価した。
そのうえで鳩山幹事長は、国民本位の視点に立った民主党が暫定税率を廃止することで実現した2・6兆円の減税を、再議決によって復活させるという、国民にとって納得しがたい暴挙を政府・与党は断行しておきながら、厚生年金と国民年金の積立金の07年度運用損が5・8兆円という過去最大を記録したことに言及。「2・6兆円の減税は認められない」としながら、「国民の皆さんからお預かりした年金積立金は5・8兆円もの運用損を出す」という事態を招いた政府・与党の無茶苦茶な姿勢を改めて問題視し、こうした国民無視の横暴ぶりにストップをかけるためにも政権交代が必要との認識を示した。
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