ニュース
ニュース
2008/07/12
福島伸享・茨城1区総支部長、筑西支部発足で鳩山幹事長と対話集会を開催




 鳩山由紀夫幹事長は12日夕、茨城県筑西市を訪れ、茨城県第1区総支部筑西支部発足記念の対話集会に福島伸享茨城県第1区総支部長とともに出席し、財務省主導の政治から国民と向き合った政治を先頭に立ってつくるため本物の政治家を目指す決意を示した。

 はじめに鳩山幹事長が挨拶に立ち、夕方になっても30度を超える酷暑の中、集会に参加した約400人の支援者に対して謝意を示した。

 続いて、鳩山幹事長は民主党の考える政治の形について、「官僚任せの日本の政治ではなく、皆さんの役に立つ政治を作り上げていく事が必要」との考えを示した。

 その上で、福島総支部長が元経産省の官僚であることに触れて、「官僚が政治家を志す時、自民党から国政に挑戦するのか、民主党から挑戦するのかで全く政治に対するスタンスが違う」とし、「福島総支部長は国民のために政治を行いたいとの思いで国政に打って出た」と紹介。

 そして、鳩山幹事長は、官僚任せの政治の問題点について、「各省庁の力関係が財務省に偏っていることとその財務省に任せきってきた政治が今の日本の政治を作ってしまった」と指摘した。
 
 また農政についても言及し、「予算が足りないから必要ないと財務省が勝手に判断し、4ヘクタール以下の小規模農家を切り捨てた結果、日本の食料自給率は39%まで減少してしまった」と実態を明らかにした上で、食料自給率の向上と小規模農家の安定経営のため、民主党が掲げる農業者戸別所得補償制度を実現させる重要性を説いた。

 さらに鳩山幹事長はガソリン税の暫定税率を1カ月で復活させ、2.6兆円の増税を再び行ったことや後期高齢者医療制度で年間2200億円の予算削減を行うという国民に負担を押しつける一方で、税金のムダづかいが止まらない今のずさんな官僚政治を根本から変えなければならないと強く訴えた。

 それらを踏まえ、「国民と向き合った政治を実現するために、民主党の仲間である福島総支部長の力が必要である。皆さんの力で福島総支部長を支えて頂きたい」として、挨拶を締めくくった。

 次に福島総支部長が登壇。地元を歩いて寄せられる声として、生活必需品や生産原材料の物価高騰で自営業や農家の方の生活が圧迫されている現状を語り、「今の政治にはこの声が全く届いていない」と切り捨てた。
 
 福島総支部長はこのような国民不在の政治を変えて、地域の声が本当に生かされるために、本物の政治家として皆さんと一緒に本物の政治をやらせて頂きたい」と決意を表明。新しい日本の政治を作るために更なる支援を求め、最後に参加者とともにガンバロー三唱で締めくくった。
記事を印刷する