ニュース
ニュース
2008/07/11
【青年局】夏の全国キャラバン 静岡3区・7区・8区で街頭演説




 青年局は夏の全国キャラバンの第2弾として11日、静岡県連青年局と合同で、静岡3区・7区・8区で街頭演説会を開催した。藤末健三青年局長、浜松北高校卒業生の岡本充功衆議院議員とともに、小山展弘・静岡県第3区総支部長、、斉木武志・静岡県第7区総支部長斉藤進・静岡県第8区総支部長が弁士としてマイクを握った。静岡県連青年局から、、源馬謙太郎青年局長、、阿部卓也静岡県議が参加した。

 小山3区総支部長の地元、磐田市馬場町・松菱マート前の演説会で小山総支部長は「前回の郵政選挙から2年9カ月、あの選挙は何だったのか。農漁村では郵便局が閉じられ、地域インフラがなくなった。後期高齢者医療制度、障害者自立支援法の導入で弱い者いじめが進む。この3年間格差が広がっただけ。支払われない年金、道路特定財源による利権構造は自民党政権では変えられない。政権交代こそ政治を変えることができる」と訴えた。

 岡本議員は「東遠地域の医師不足をどう解決するか、中遠地域の農林水産業をどうするか。磐田市出身、農林中金で農家の暮らしを支えてきた小山さんを国会に押し出して、一緒に変えていこう」と小山総支部長への支援を訴えた。

 静岡7区では浜松市北区の初生交差点に宣伝車を停め、街頭演説を行った。藤末青年局長は「参議院が逆転したこの1年、民主党の追及で大きなムダ遣いが明らかになった。貫通しない4本のトンネルに200億円。官僚の天下りに12兆円。官僚と政治家が一体となって行うムダ遣いの構造、官僚出身の政治家がこの癒着を変えられるか。静岡7区でこの状況を打破できるのは、民主党だけ」と地元で活動する斉木総支部長への理解を求めた。

 斉木7区総支部長は、「私は今年の2月までテレビの報道の現場にいた。第二東名の見積りが民営化で下がったのが3兆円。国土交通省の天下り団体1144にお金を流すために血税を吸い取っていた。天下りを止めればガソリン暫定税率、道路特定財源を止められる。後期高齢者医療制度の廃止や景気対策、教育にもお金が使える。税金の使い方をどうするのか、官僚に任せて良いのか、皆さんの声で国政を変えていきたい。政権交代で緊張感ある政治を実現したい」と表明した。

 前回衆院選に7区からチャレンジした阿部卓也県議は「郵政選挙から3年、自民党政権の結果はどうか。年金は保障されない、高齢者は切り捨て、原油は高くなる。国民を裏切って恥ずかしくないのか。みなさんの生活の声や思いを、斉木武志さんにぶつけて欲しい」と斉木総支部長への支援を訴えた。

 浜松駅前のデッキ上で開催された8区の演説会で斉藤進8区総支部長は、「いま生活が苦しいという声を本当に聞く。後期高齢者で年金から天引きされ、生活費が月3万円もない家族はトイレや風呂の回数を減らして生活防衛している。派遣の若者からはこの5年、月10万円から15万円で暮らし、ローンも組めず車は買えない、結婚もできないという話を聞いた。税金の遣い方を変えて、人間らしく暮らせる安心できる仕組みを作るために、静岡8区から政治を変えたい」と訴えた。

 静岡県青年局長の源馬謙太郎・静岡県議は「この浜松から政治を変えるために、党本部青年局・静岡県連青年局合同で街頭演説会を開催した。斉藤進8区総支部長、斉木武志7区総支部長、小山展弘3区総支部長とともに、若い力で一緒に政治を変えていきたい」と訴え、静岡での連続演説会を締めくくった。
記事を印刷する