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2001/01/12
全国キャラバン「おかしなことなくし隊」報告・北海道その2




弁士=菅直人衆議院議員
隊員=田中甲、山村健、川内博史、牧義夫衆議院議員、羽田雄一郎参議院議員
特別隊員=羽田孜特別代表
地元弁士=佐々木秀典衆議院議員、小川勝也参議院議員


旭川駅前

 この日の朝の気温は零下16度。酷寒の中、朝8時30分からJR旭川駅前での街頭演説には、前日に引き続き羽田孜特別代表も参加した。隊員たちがふるえる中、地元選出の佐々木秀典衆議院議員は、コートを脱ぎ捨てスーツ姿でマイクを手にした。この姿に一同呆然。
 
名寄市西條デパート前

 昨年の衆院選で惜敗した桜庭康喜(元名寄市長)さんは、「おかしなことをなくそう!と日本列島を縦断している民主党の若いホープたちが、この極寒の道化の地・名寄にきている。道北の人々の生活を肌で感じてもらい、政治の場で活かしてもらいたい」とおかしなことをなくし隊への期待を述べるとともに、「この若い小川勝也さんは夏の参院選をめざし、活動している。皆さんの手で大きな政治家に育てていただきたい」と名寄市民に訴えた。

士別市・畑作農家との懇談会

 士別市では、若手の畑作専業農家との懇談会が行われた。経営破綻に直面している畑作経営の打開のための所得政策の緊要性について強い訴えがあった。

田中甲隊長は「私の選挙区(千葉県市川市・浦安市)でも、市民の食の安全性に対する意識は、年々、高まっている。生産者の専業農家の現状を、この度、勉強させて貰った。今後の活動に活かしていきたい」と述べた。

 牧義夫議員も「地元の名古屋市でも農家があり、ほとんどが近くの大工場に勤める兼業農家だ。北海道は、兼業農家を選択する道にも限界があることが分かった。消費者の立場にある名古屋市民に北海道の専業農家の苦しい経営とその政策要望を率直に訴え、理解を求めていきたい」と語った。
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