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2002/03/07
カンボディア国民会議議長が鳩山代表らと会談


 議会レベルでの交流のために来日中のラナリット殿下カンボディア王国国民会議議長一行は7日、民主党本部を訪れ、鳩山由紀夫代表、羽田孜特別代表、千葉景子副代表、伊藤英成NC外務大臣兼安全保障大臣らと懇談した。

 鳩山代表は「カンボディアが持っている地雷撤去などのノウハウをアフガニスタンの復興に生かしてほしい。来年の総選挙などで要望があれば伺いたい」と挨拶。

 ラナリット殿下は「平和を強め、民主主義を根付かせようとしているが、日本の役割は大きい。アジアの32か国の議会関係者で平和確立のための研究所をつくる計画がある」とし、すでにアフガニスタンへも地雷の専門家を送ったと述べた。また、「今回は議会と議会の交流のために来日したが、今後、政党と政党の交流をしたい。来年の総選挙の際は選挙前から監視団を送ってほしい」と要請した。

 なお、今回来日したのはラナリット殿下が所属する第二党の「フンシンペック党」のほか、第一党の「人民党」、第三党で野党の「サム・ランシー党」の各党の国民議会(下院)議員。
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