2008/08/28
ペシャワール会・伊藤さんの死に哀悼の意を表明 会見で菅代表代行
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菅直人代表代行は28日午後、党本部で定例会見を行い、アフガニスタンにおいて、日本のNGO「ペシャワール会」の伊藤和也さんが誘拐・殺害された事件等に言及した。
最初に、「心からお悔やみ申し上げたい」とした菅代表代行は、伊藤和也さんが誘拐・殺害された事件についてふれ、「ペシャワール会」は中村哲医師を中心に医療支援や水路の整備、農業の技術指導などを行い、伊藤さんはその農業の技術支援に携わっておられたと説明し、「まさにアフガニスタンのみなさんにとって平和的な形での貢献をしようと頑張ってこられた人」と語り、それだけに、痛ましい結果になったことについて犯人に対する強い憤りと、ご本人とご家族の無念さを深く感じるところだと語った。
同時に、こうした問題が起きた中での今後のアフガニスタンの支援のあり方について、「治安の維持がしっかりとできないところにそうした活動がしにくくなるということも含めて、考えざるを得ない」と述べた。
また、渡辺秀央、大江康弘、姫井由美子参議院議員から離党届が提出されている件について、「詳しいことは知らないが」と前置きしたうえで、「参議院の比例選挙でわが党がいただいた議席なので、きちっと議席を民主党にお戻しいただいたうえで離党するのが筋」だと指摘。渡辺、大江両議員は比例で当選したことを指摘し、国民の意思の大半は民主党にいる議員ということを前提に投票した1票である以上、民主党を離れるからには議席を民主党に戻すべきだと強調した。
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