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2008/09/05
鳩山幹事長、政権交代を訴える 滋賀4区・奥村衆院議員の国政報告会で




 鳩山由紀夫幹事長は5日、滋賀県甲賀市を訪れ、滋賀県第4区の奥村展三衆議院議員を中心に開いた奥村展三国政報告会・西川勝彦県政報告会並びに田中よしかつ決起集会に出席し、政権交代によって官僚主導の政治を改め、国民の手に政治を取り戻すとの決意を示した。

 はじめに、西川県議会議員が挨拶に立ち、夕方の出にくい時間帯に参加した約900名の支援者に対して謝意を示した。その上で、この一年間の活動を報告するとともに、目前に迫った衆院選挙、そして甲賀市長選挙において、民主党への支援を求めた。

 続いて、奥村衆院議員が、無責任な福田首相辞任を批判。また、後期高齢者医療制度・年金制度についても、官僚主導の政治ではもはや限界に達しているとの見解を示した。その上で、抜本的に日本を変えるためには政権交代しかないと強く訴えた。

 続いて、鳩山幹事長が挨拶に立ち、自民党総裁選挙について「表紙が変わっても、中身が変わらなければ何も変わらない」と切捨てた。そして、民主党の政策について「本当に必要な所に手当てを行う。農業・漁業については、戸別所得補償制度という新しい制度において、食料自給率の向上を国策として行う。これは、バラまきではなく、ムダ遣いを徹底的に排除し、その財源で必要な所に手当てを行うものである」と訴えた。

 さらに、解散・総選挙の時期についても「臨時国会冒頭が十分考えられる」との見解を示し、「小選挙区での民主党議員への勝利を与えて頂き、政権を皆様方の手に取り戻したい」と支援を求め、甲賀市長選挙についても、民主党勝利に向けて皆様方の支援が必要であるとして、挨拶を締めくくった。

 次に、田中氏が登壇し、国民本位の政治を取り戻すため、市政刷新へ挑戦するとの決意を表明。最後に徳永久志参議院議員が登壇し、新しい日本の政治、甲賀市の政治を作るために更なる支援を求め、参加者とともにガンバロー三唱で締めくくった。
 
 
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