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2008/09/19
小沢代表、福島2区公認予定候補に太田和美衆院議員擁立を発表




 小沢一郎代表は19日、福島県郡山市内で記者会見を開き、次期衆議院議員選挙福島県第2区の公認予定候補者として、太田和美衆議院議員を擁立することを決定したことを発表した。記者会見には太田議員も同席した。

 はじめに福島県連代表の玄葉光一郎衆院議員が、「民主党が大ピンチの時に、千葉7区補選があり、まさしく民主党の救世主になってもらった。民主党にとって大事なカード。必勝を期したい」と挨拶した。

 小沢代表は太田議員の擁立について、自らが代表に就任した直後に行われた衆院7区補欠選挙に苦戦が予想されたにもかかわらず立候補すると心を決めた太田議員の決断は、「政治家にとって非常に大切な資質だと思う」と述べた。また「政策面でも聡明な人材であると感じ取っていた」と、政治家として持つべきものをしっかりと持った人物であると評した。

 太田議員が福島の流れを濃く汲んでいることについて小沢代表は、「(祖父と母が福島の生まれということを)最近知った。先祖の地に帰ってきて選挙戦を戦うことは、人間の強いきずなを感じると思う」と語った。

 さらに「投票日は10月26日とも言われ、あと40日もない。本当に短時間での勝負になる。お力添えをいただいて必勝を祈念する」と話すとともに、「福島県もこれで全選挙区そろい踏みになった。この勢いを全県に広め、福島県パーフェクトゲームを心から期待するものである。明治維新は西南から起きたが、平成維新は白河以北から、この福島から起こしてほしい」と述べた。

 次に、太田議員は「福島2区に嫁入りすることになった。この素晴らしい地域に選挙区を与えて頂き感謝している」と謝意を述べた。続けて「ジャンヌダルクと褒めていただいているが、ジャンヌダルクがシャルル7世を王にしたように、私も民主党も一丸となって、小沢代表を総理にしたい」と語った。

 太田議員は、今の政府は社会保障費を削ることばかりを考え、その裏で天下りのために12兆円も投入されているとの認識を示し、政府の税金のムダ遣いをきびしく批判。「自民党は官僚に支配されているので変えることはできない。改革ができるのは民主党しかない」と語った。

 渡部恒三最高顧問は、「太田さんが国のために日本の政治を変える平成の維新をやり遂げる決意で福島県に来てくれたことに感謝の言葉を伝えたい」と、謝意と期待の言葉が贈られた。

 『次の内閣』ネクスト経済産業大臣の増子輝彦参院議員は、「ゼロからの出発だが、全党挙げて支援して勝ち抜いていく。悲願であった政権交代を実現するために全力でがんばる」と表明。金子恵美参院議員は「ともに闘う決意をいただきありがとう。この流れから政権をとるという、本当の政治改革を進めていきたい」と激励した。

 
 








 
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