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2008/09/21
総選挙勝利、政権交代へ意思統一 全国幹事長・選挙責任者会議




 全国幹事長・選挙責任者会議が21日午後都内で開かれ、目前に迫った衆院解散、総選挙に向けて、政権奪取へ全国の意思統一を図った。

 冒頭、菅直人代表代行が「国民の手による政権選択が迫っている。『今度は民主党がんばってね』の声があふれている。しかし、それでも自民党という声も根強くあることを見逃してはならない。民主党か自民党かの選択。自民党幕藩体制から、民主党中心の政権をつくり、国の形を変える政権交代を果たさなければならない」と力強く挨拶した。

 鳩山由紀夫幹事長は「ビジョンも覚悟もない人が総理になってはいけなかった」と2代にわたる自民党の政権投げ出しを批判したうえで、衆院選の投票日は10月26日が有力であるとして、候補者決定、宣伝物作成、幹部遊説など選挙準備、他の野党との選挙協力について報告した。その上で、「手負いの虎である自民党は、何をしてくるか分からない」と陣営を引き締めるよう要請した。

 また、赤松広隆選挙対策委員長が、第1次公認候補、第2次公認候補の決定時期、他の野党との選挙協力状況、300選挙区の候補の擁立状況について報告。最終的には完全空白区は、10未満になることを明らかにした。

 会議では、第2次公認候補の決定時期、宣伝物、党の政策実現への財源問題での幹部発言の統一、選挙協力の在り方など活発な意見が出された。

 最後に、輿石東代表代行が「10月26日なら35日、11月9日なら50日。時間との戦い」であるとして、選挙態勢構築を急ぐよう要請して、会議を終えた。
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