ニュース 2008/09/24 「自民党の総理・総裁に違いないので、どなたでも同じ」新首相決定受け、小沢代表　 　小沢一郎代表は２４日午後、衆院本会議開会を前に国会内で記者団に語った 　衆院本会議で麻生新首相が誕生するのをどう受け止めるか問われたのに対しては「衆議院の議決が優先するので、そうなるのは当然」と述べ、特段の見解はないとした。 　また、麻生新首相をどう見るかとの問いには、「麻生さんの個人的なことはあまり存じ上げない。それほど深い付き合いはない」としたうえで、「自民党の総裁・総理に違いないので、どなたがなっても同じ。（自民党の）中身が変わるわけではないから」と語り、首相が代わろうとも官僚主導の自公政治に何ら変化はないとの見方を示した。 　組閣メンバーに関しては「関心ない」と回答しつつも、重ねての問いに「自民党としては当然、総裁選挙のお祭り騒ぎも、なんでもかんでも、（総選挙を）考えてやっているのだろう」と分析。そのうえで民主党のあり方について、「それは自民党のことなので、私どもは私どもで『国民の生活が第一。』という主張を今後も続けて行くだけだ」と表明した。 　『次の内閣』人事の発表については、「まだわからない」と述べ、所信表明後との見通しを示した。 　参議院で首班指名を受けたことについては「これで３度目かな？」と問いかけたうえで、「参議院で各党、各議員の皆様のご支援をいただいて、指名を受けたことは大変光栄に思っているし、また、みなさんのご期待に副うよう頑張りたい」と強い思いを表明した。