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2008/09/25
補正予算審議は大事。民主党は審議拒否も引き延ばしもしない 輿石参院会長




 輿石東参議院会長は25日午前、国会内で記者会見を行い、昨日召集された臨時国会での参議院民主党の対応について記者団に語った。

 はじめに輿石会長は、補正予算に対する参議院民主党の対応が信用できないとする麻生新首相の発言について、「衆議院から参議院に送られた予算案は、民主党が抵抗しようがしまいが30日で自然成立するのだから、その成立を待って堂々と解散すればいい。まだ中身はわからないが、この補正予算は大事だと思うから、参議院民主党は審議拒否も引き延ばしもしない。採決の時期が来れば応じたい」と述べた。

 また、麻生首相が国会での所信表明より前に国連に出席したことについて、内政を軽視しているという見方ができるとの指摘については、 「そんな小さなことで一国の総理を批判したくはない。予算委員会の準備をするよう国対委員長に指示していけばいいこと」と度量の大きさを示した。

 昨日発表された内閣の顔ぶれに文教族が多いことについて、元教員としての所感を問われると、「日本の教育や子どものことを考えていい政策を出してくれるだろう。教育は未来への先行投資という言葉もあるし、期待している」と語った。
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