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2008/10/04
「女性キャラバン」始動 福島2区・太田議員と政権交代実現へ党支援訴える




 民主党参議院女性議員22人からなる「女性キャラバン」が4日、福島県郡山市内で街頭演説会を行い、政権交代の実現と福島2区での民主党への支援を訴えた。

 冒頭に「女性キャラバン」世話人の谷岡郁子議員が、「女性キャラバンの第1弾として、千葉から福島に嫁に来た太田かずみ議員を応援に来た」と挨拶。女性議員が協力して、女性の目線で作成したビラを手に、日本の教育関連予算が少ないにもかかわらず、税負担だけが重くのしかかっていることに言及し、「民主党政権になれば、公立高校授業料を無料化することで、子どもたちに安心して教育を受けさせることができる」と訴えた。
 
 谷岡議員に続いて、行田邦子、森ゆうこ、神本美恵子、金子恵美、岡崎トミ子の各参議院議員がそれぞれ、天下り禁止などで税のムダ遣いをなくし、また政策の優先順位に沿って予算を組み替えることで、子ども手当を1人あたり月額2万6000円支給するなどの生活関連政策の充実を図ることを強く訴え、政権交代の必要性を説明した。

 「女性キャラバン」の応援を受けた太田かずみ衆議院議員は、「福島は子どものころからの思い出の地であり、この地で政治活動ができることになり、喜んでいる」と挨拶。後期高齢者医療制度の問題や医師不足の問題について「いつでも誰でも安心して医療を受けることのできる日本の良さがなくなってきている」と指摘。「しがらみのない民主党が抜本的に政治を正し、国民にやさしい社会保障をつくる。そのためには、政権交代しかない」と主張。また、「千葉から福島に嫁に来たからには、家族の目線で、政策を考えたい」として、お年寄りから子どもまでそれぞれの世代にあった政策課題への意気込みを訴えた。

 最後に挨拶に立った渡部恒三民主党最高顧問は、「国会はねじれているというが、今度の総選挙で民主党が勝てば、ねじれが解消する。福島にある5つの選挙区で全て勝利し、福島から『平成維新』を実現させて欲しい」と強く訴えた。
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