2008/10/04
小沢代表、埼玉8区・おのづか総支部長の事務所開きで挨拶
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埼玉県所沢市で4日夕、おのづか勝俊・埼玉8区総支部長の事務所開きが行われ、小沢一郎代表は、国民の生活に関心を払わない政治を変えようと政権交代を訴えた。
おのづか総支部長は「国民の生活が第一。」の言葉を胸に政治活動を続けていると報告した上、1円でも安い商品を求める消費者、1円でも原価を下げようとする生産者の視点を忘れて「1円の重み」を実感しない政治が行われていると指摘。「国民の皆様からお預かりしたお金を、1円たりともムダにしない」と固い決意を示した。
また、財源の議論では必ず、消費税と社会保険料の引き上げが問われることに疑問を示し、一般会計と特別会計をあわせて212兆円という日本の予算額に言及。財源の確保とは、ムダな事業をやめて必要なところで振り分けることだとして、ムダ遣いにメスを入れて、国民の皆さんの生活を良くするための分野に配分し直す重要性を説いた。
小沢代表は、今の政府与党の問題点について「国民の生活にまったく関心を向けない。長い権力の中で、その権力を手段として自分たちの目先の利益を守る、保身のために使っている」と厳しく指摘した上、「国民の代表として、国民のためにどう政治はあるべきか、どう自分たちは行動すべきなのか、真面目に真剣に考える政治家が必要だ」と見解を語った。
その上で、一生懸命やる、力の及ぶ限り頑張るという純粋さ、ひたむきさが今日本の政治に一番欠けているが、おのづか総支部長は、それらの気持ちを持ち続けて頑張っており、次の時代を担うと評した。
小沢代表はまた、自民党中心の政権が60年続いている日本の政治状況に言及。「今の政治が自分たちのためにならない。自分たちの役に立たない」と思った場合、民主主義の機能としてそれを変えることができると指摘し、「国民生活にまったく関心を払わない政治は、我々と皆さんの力で、何としても変えなければならない」と政権交代を訴えた。
埼玉県選挙区選出の山根隆治、島田智哉子、行田邦子各参院議員をはじめ、各界の来賓が挨拶し、式に華を添えた。地域で活動する民主党議員らと共にガンバローを三唱した小沢代表に、聴衆から大きな拍手と声援が送られた。
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