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2008/10/06
女性キャラバン、小林・北海道5区総支部長と女性の目線での政策転換訴える 江別・札幌




 次期衆院選に向けて、各地で活動を続けている女性たちを支援するために結成された「民主党女性キャラバン」の女性参議院議員6名が6日、北海道5区の小林ちよみ総支部長の応援のため、同地を訪れた。

 この日のキャラバンに参加したのは、神本美恵子、森ゆうこ、谷岡郁子、行田邦子、植松恵美子、吉川沙織の各参議院議員。選挙区内の道議会議員、市議会議員を大勢駆けつけ、キャンペーンを盛り上げた。

 キャラバン隊は、新千歳空港から札幌市の東隣にある江別市野幌のショッピングセンター前へ直行。小林総支部長を応援する女性地方議員の会「チヨミンジャー」のシンボルである黄色いスカーフをおそろいで首から巻き、リレー演説を行った。

 まず、司会の谷岡議員が「郷土からオンナの目線で政治を変えてくれる政治家がぜひとも必要」と口火を切り、次に森議員が「税金のムダ遣いにもっと怒りを感じてほしい。安心して子どもを産み育てられる社会を作りたい」と訴えた。

 行田議員は「昨夏の参院選で与野党が逆転し、税のムダ遣いが次々と明らかになっているが、野党の立場では限界がある。次の選挙で政権交代を」と強調、植松議員も「食の安全を実現させるためにも日本で初めての本格的な政権交代を実現させよう」と声を張り上げた。

 参議院の最年少議員でもある吉川議員は「世襲議員ばかりの麻生内閣、自民党政権に庶民の感覚や思いがわかるのか。ふつうの女性の代表として皆さんの思いを伝える小林さんを応援してほしい」と語りかけ、最後に神本議員が「文部科学大臣として日本の教育を壊し続けてきた、前官房長官を倒すことができるのは小林さんだけ。日本の教育予算は本当に貧弱であり、また子育ての負担が母親だけに重くのしかかっている。必要なところに必要な予算をつける民主党政権を実現させよう」と訴えた。

 女性議員に囲まれてマイクを握った小林総支部長は、「自分も元気さが売り物だが、民主党にはパワフルな女性議員がこれだけいて心強い限り」と述べ、「この地域で10年間頑張ってきた。民主党は生活者のための、地に足のついた政策を作っている。これを実現させるため、これからも頑張る」と決意を語り、リレー演説を締めくくった。

 最後に神本議員から、党所属の女性参議院議員からの選挙活動アドバイスをまとめた「サバイバルガイド」が小林総支部長に手渡され、参加した女性議員全員と円陣を組んで、今後の健闘を誓い合った。

 キャラバン隊はこのあと、札幌市厚別区の新札幌駅前と、千歳市のJR千歳駅前で同様の街頭演説を行った。
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