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2008/10/11
日本の政治を変えるのは今! 岡田副代表が横浜で三村・神奈川2区、岡本同3区総支部長と演説




 岡田克也副代表は11日午前、三村和也・神奈川県第2区総支部長岡本英子・神奈川県第3総支部長、神奈川県連副代表の千葉景子参院議員とともに、横浜駅西口で街頭演説会を行った。小雨の降るなか、繁華街の入口にあるデパートの前に集まった多くの聴衆の前で、「日本の政治を変えるのはいましかない」と訴えた。

 串田久子横浜市会議員の司会で始まった街頭演説会で、最初にマイクを握った岡田克也副代表は、「麻生総理は、福田前総理が約束した道路特定財源の一般財源化には全く消極的。その上、麻生総理のいう景気対策は、まさに古い自民党が行ってきたきた公共事業の大盤振る舞いと財源の裏づけのない減税」と指摘し、「古い自民党に戻ろうとしている麻生政権では、国民が希望をもてる明るい日本をつくることはできない」と訴えた。

 続いて演台に立った千葉参院議員は、「麻生総理は、日本の経済状況を全治3年といっているが、構造的に日本の社会を不安定にし、不景気に陥れたのは、自公政権にほかならない」と政府与党の失政を批判した。そして、「国民一人ひとりの力によってのみ、いまの日本政治を変えることができる」と訴えた。

 次にマイクを受取った三村第2区総支部長は、「娘が4歳の誕生日を迎えたとき、この子が将来安心して暮らせる国にしなければならない、という強い思いから霞ヶ関の官僚を辞して政治家を志した」と国政に挑む決意の原点から語り始めた。そして、この10年間の自民党政権下で国の借金が500兆円から800兆円に増えたことを指摘し、これ以上の借金を子どもたちの世代に押し付けることがないよう、「構造的に税金のムダ遣いの温床になっている特別会計の廃止、天下りの全面禁止などによって、政府・中央省庁の既得権益を打ち破り、国民本位の政治を実現しなければならない」と熱く語った。

 続いて、岡本第3総支部長は、地域で活動しているなかで、「同世代の方々からは、子育て環境についての不安、お年寄りの方々からは、いっこうに解決されない消えた年金問題や後期高齢者医療制度に対する怒りのお声が寄せられている」と前置き。そのうえで、「国を信じて税金や年金保険料を納めてきたのに、いまやその国が信頼できなくなってしまいました。もう、政権交代によって国を変えるしかありません。民主党は、税金のムダ遣いを徹底的にチェックして、官僚主導の政治から国民が主役の政治を実現します。皆さんの力で日本の国を、日本の政治を変えてください」と力強く訴えた。

 最後に再びマイクを手にした岡田副代表は、「民主党が政府の不十分な補正予算案の審議に応じ、かつ賛成したのは、麻生総理に一日も早く解散・総選挙によって国民に信を問うことを促すため」とし、「私は長年、国民の選択によって政権交代がなされる政治を目指してきた。政権交代があるのは、民主主義国家では当たり前のこと。その当たり前の民主主義がいまの日本にはない。皆さんに一歩前に進んでいただいて、一緒に日本の政治を変えていただきたい。この国の政治を変えるのは今しかない!」と聴衆に訴えた。

その後、演台を降りた岡田克也副代表は、岡本英子神奈川県第3総支部長、三村和也神奈川県第2区総支部長とともに、つめかけた聴衆一人ひとりと握手をしながら、日本の政治を変えるために、一緒に立ち上がり前進して欲しい、と訴えて歩いた。
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