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2008/10/13
鳩山幹事長、橋本・宮城3区総支部長と名取市内で街頭演説




 鳩山由紀夫幹事長は13日朝、橋本きよひと・宮城県第3区総支部長と、名取市閖上海岸大駐車場で開催中の「ゆりあげ港朝市」を訪問。街頭演説を行った後、生産者や買物客の皆さんと交流した。

 同朝市は、毎週日曜と祭日の朝6〜10時に開かれ、野菜、花、海産物珍味、漬物、海鮮餃子などが販売されている。10、11月の日曜日は「みやぎデスティネーションキャンペーン」に協賛し、名取ゆりあげ名物の笹かまぼこを炭火焼で食する体験もできるなど様々なイベントが企画されているため、同日も大勢で賑わっていた。

 鳩山幹事長は、美味しい地物の食材を求めて集まり、食の安全に対する関心も高い皆さんに対し、汚染米や中国産冷凍餃子の食中毒事件などで食べ物への不安も高まっている中、これまで力を持っていなかった野党が徐々に力を得てきたために、少しずつ明るみに出てきていることもあると指摘、国会内外での追及について説明した。

 また、食卓に安心して食材を提供させることが政治家の役目であり、民主党は農業者所得補償制度をつくりその役目を果たしたいと考えていると表明。国民の皆さんの声が官僚に伝わらずに作られた政策が、自民党政権によって鵜呑みにされて行われていると指摘して、政治を国民の手に取り戻す民主党への支援を求めた。

 橋本総支部長は「自民党により抜本的な改革がされることはない。真に国民目線の政治、真の構造改革は、政権交代から始めるしかない。互いに依存しあって一体化した権力構造による既得権益を打破し、真に国民のための政治を実現するため、愛する日本のため、己の全身全霊を賭ける」として、民主党の政策を全力で訴えていく決意を示した。

 鳩山幹事長と橋本総支部長は、場内を周って出展者や行楽客に挨拶、地域の皆さんの声を聞くという民主主義の原点にもどり、市内で自転車街宣を行った。岡崎トミ子参院議員(宮城県連代表)も共に閖上商店街をめぐり、街頭で訴えた。
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