2008/10/17
国民無視の政治は、幕引きを 渡部最高顧問、山花・東京22区総支部長の集会で訴え
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渡部恒三最高顧問は17日夜、東京都調布市を訪れ、山花郁夫・東京都第22区総支部長の「マニフェスト発表会」で講演した。会場には、600名(立ち見を含む)を超える支援者が集い、渡部最高顧問と山花総支部長の演説に熱心に耳を傾けた。
渡部最高顧問は、細川連立政権が誕生した93年から現在までの15年間、政権交代を求める国民の期待が、いま最も大きくなってきていることを強調。とくに2000年以降は、負の構造改革が推し進められたことによって、格差が拡大し、雇用に対する不安が広がり、国民生活は犠牲の上に犠牲が重ねられていると批判。早期の政権交代によって、政治システムを根本的に改める、世直しのチャンスが目前に迫っていると訴えた。
解散・総選挙をできるだけ先延ばししようとする麻生首相に対しては、「政権の放り投げが二度続いて、その上、消された年金で国民の怒りは頂点にある。延命すればするほど、民意とかけ離れるばかりだ」と厳しく批判した。
また、小沢一郎代表とともに一貫して政治行動を共にしてきた経験から、小沢代表が確固たる信念で「国民の生活が第一」を掲げ、自公政権を打倒する戦いに臨む決意であることを紹介。民主党のマニフェストを一つひとつ、しっかりと実行していくことが、国民に政治を取り戻す起点だと訴えた。
山花総支部長は、先般とりまとめた「くらしのマニフェスト11」の各項目を丁寧に紹介。とくに年金、医療など、与党が崩壊を加速させた社会保障分野の政策を、手厚く取り組むことを約束した。
地元の病院を多く視察し、医療現場を預かっている方々からの声をもとに、医師の大幅増員、利用者の立場に徹した保険制度の改革を進めていく方針であることを明確にした。
会場からも、「従来のような公共事業一辺倒ではなく、生活とくらしに焦点を当てたマニフェストは画期的だ。予算のムダ遣いを一掃して、一日も早く、責任ある政治を取り戻してほしい」との期待が多く寄せられた。
最後に、渡部最高顧問、山花総支部長、地元の自治体議員がすべて登壇。尾崎大介都議会議員のガンバローコールで、会場満員の支援者と志を一にし、大盛況のうちに幕を閉じた。
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