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2008/10/22
市民の力を結集し、一日も早く政権交代を 岡田副代表、山花・東京22区総支部長の会合で
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岡田克也副代表は22日夜、東京都三鷹市を訪れ、山花郁夫・東京22区総支部長の「マニフェスト発表会」で講演を行った。
岡田副代表は、「消えた年金、消された年金で、国民の年金行政に対する信用失墜は、もう回復できないレベルに達している。厚生労働省の官僚の言いなりになり、政策を丸投げし続け、二度も続けて政権を途中で放り投げてしまう自公政権の政治感覚に、多くの国民は怒りを通り越し、呆れ返っている」と、厳しく批判。税金・予算のムダ遣いを止めさせる能力も気概もなく、国民生活の実態が視界に入らない自公政権か、歳入と予算執行のあり方を180度転換し、生活第一主義のマニフェストを実行する民主党か――責任ある政権政党として相応しいのは果たしてどちらなのか、直ちに民意を仰ぐべきであると強く訴えた。
また、岡田副代表は、民主党が参院で過半数を占めたことによる具体的な成果として、年金、薬害肝炎、公共事業に係る、官僚側の情報公開が大胆に進んだことを強調。「民主党が衆院でも過半数の議席を占めることができれば、さらに情報公開を強化することができ、官僚支配政治から完全に脱却し、市民視点の政治・政策を断行することができる」と、もう目前に迫った民主党政権の誕生に向けて、さらなる支援を訴えた。
さらに、山花総支部長がかつて、岡田政調会長(当時)に党政策調査会副会長として、多くの議員立法に携わった経歴にも触れ、「子ども、高齢者の福祉は、人権保障の観点で、政治課題として重く位置付けることが重要。法律をベースに、近時、医療政策にも専門を広げてきている山花総支部長には、医療・介護・年金・子育てといった、党マニフェストの真髄ともいえる分野で、もっと存分に活躍してほしい」と、熱いエールを送った。
山花総支部長は、「政権交代がなく、いまの政権が続けば続くほど政治空白になる。「国民の生活が第一」の政治は、党のフレーズにとどまらず、市民とともに共有すべき理念、価値であり、東京22区の代表として、断固たる決意で政権交代に挑んでいく」と、気迫のこもった演説を行い、参加者からの期待に応えた。
山花総支部長のマニフェスト発表会は、調布(17日)に引続き二度目。300名を超える市民が集い、今回も立ち見が出るほどの盛況であった。
本発表会には岡田副代表のほか、東京都選出の蓮舫参院議員、大河原雅子参院議員、そして菅直人代表代行・伸子夫人も応援に駆けつけた。最後は、全員でガンバローコールで締めくくり、一日も早い政権交代を誓い合った。
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