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2008/10/25
国民を無視し続ける自民党に代わって民主党に政治を任せてほしい 幹事長、きい・福岡10区総支部長




 鳩山由紀夫幹事長は25日午前、福岡県北九州市のJR小倉駅前において街頭演説会を開き、きいたかし・福岡県第10区総支部長と共に、政権交代をおこない、国民の手に政治を取り戻そうと、足を止め聞き入るおよそ300人の聴衆に向けて訴えた。

 きい総支部長は演説の中で、「国の政治が鈍感であるとどれくらい私たちの暮らしが傷つくか?命や健康を削ることになるのか?」と、政治が日々の国民の健康や生活に密接につながっていることを強調した。
 
 さらに、きい総支部長は、あるお年寄りの農家の方とのやりとりのなかで、「一生懸命頑張ってきたのに、食べていくことができない。これは(社会の)仕組みが悪いのでは」と言われたと紹介し、「こうした方々を顧みない官僚のやりかたを放ってはおけない」と話し、政治を官僚の手から取り戻そうと訴えた。

 次に鳩山幹事長がマイクを持ち、「なぜ政治家は、(国民の)皆さんの声が聞こえなくなってしまったのかというと、50年余り、自民党一党の政治が長く続き、自分たちはポスト争い、政策は官僚に丸投げという2つの構造が日本の世の中を悪くしてしまった」と指摘し、権力争いに汲々とし、政治に正面から向き合わなかった自民党政治を批判した。

 そして鳩山幹事長は、自民党政治を長く続けさせてしまった責任は野党にもあると述べた上で、「野党が強くなり、国民の声を理解しない与党であれば、強い野党に政権を交代する。その政権交代ができるのはまさに今である」と述べ、国民の声を無視し続ける自民党に代わり、民主党に政権を任せてほしいと訴えた。
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