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2008/10/26
長妻ネクスト年金担当大臣、「ニコニコ動画・ネット政策討論会」に出演





番組開始前、ユーザーからの書き込み速度等を確認する長妻議員
 長妻昭『次の内閣』ネクスト年金担当大臣は26日夜、「ニコニコ動画(秋)」( http://www.nicovideo.jp/ )の「ニコニコ生放送・ネット政策討論会」に20時から出演。政治ジャーナリストの角谷浩一さんの司会進行で年金問題の実態と民主党が考える解決策、非正規雇用の問題、税のムダ遣いの実態などを中心に熱く語った。

 ニコニコ動画はウェブサイト上で再生される動画に対しリアルタイムでコメントを付けられるもので、長妻議員が出演した番組でも次々にコメントが書き込まれ、そのなかから角谷さんが質問をピックアップして長妻議員が答えるかたちで展開された。

 冒頭では、こうしたニコニコ動画の仕組みに関連してネットと政治の関係について問われ、「かつての民主主義は国民のみなさんが直接意見を言う、そういう民主主義であったが、人口が増えて、それができないということで投票制度に変わったわけだ」とまず説明。そのうえで「(ユーザーが直接意見を言う形は)民主主義の原点で、日本は携帯電話の普及率が高いので、できれば携帯でメッセージを発信していただき、携帯からご意見をいただく。こういう双方向のしくみができれば政治にとってのいい影響(を及ぼす)。みなさんの意見を反映するという意味では、政党も、政治家も研究していくべき問題だと思う」と述べ、国民のみなさんとの意見交換ツールとして有効であるとの見方を示した。

 また、「未来を予想する最もいい方法は自分たちで未来を作り出すことだ」とユーザーのみなさんに訴え、「つまり未来はどうなるのかなと予想する前に、あるべき未来をいっしょに作り出すために『日本人よ立ち上がれ』ということを強く申し上げたいと思う。期待に応える改革をぜひしていきたいと思うので、いっしょに日本を変えましょうということを申し上げたい」と語った。

 同時アクセス可能数は1万人で、45分間の番組のなかで17万のコメントが書き込まれた。長妻議員は番組終了後、「リアルタイムでご意見がきたものは後ほど全部見せていただきたい」と番組サイドにリクエスト。時間の制約もあって、思い描く「双方向のやりとり」が完全にはできたとは言えないとの認識も示し、今回の経験を踏まえて次回はもう一歩進んだユーザーのみなさんとの「双方向のやりとり」を実現したいと意欲を見せた。
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