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2000/12/28
<参院選>7つの1人区で選挙協力決める〜民主、自由、社民、無所属の会
民主、自由、社民3党と無所属の会は28日午後、来夏の参院選での野党選挙協力に向けて国会内で幹事長会談を開き、改選数1の石川、三重、滋賀、岡山、香川、大分、沖縄の七選挙区で野党統一候補を擁立することを正式に決めた。            

 民主、自由両党は岩手、秋田、徳島、高知の四選挙区で選挙協力を行うことをあらためて確認。これにより、現時点での野党間の選挙協力は十一選挙区となった。                
 この後、4党の幹事長は連合の笹森清事務局長と国会近くのホテルで会談し、協力を要請した。

 幹事長会談では「与党の過半数割れを目指すことを最大、唯一の目標にする」(菅直人民主党幹事長)ことを再確認。来年1月末をめどに再度、幹事長会談を開き、それに向けて残る16の改選数1の選挙区や、改選数2の選挙区でも協力を模索することを申し合わせた。

 この日の会談では、自民党が官僚出身候補を比例代表に擁立することに対し「省庁丸抱えの選挙だ」との批判が集中、野党合同の「政官業癒着型選挙監視団」を発足させ、批判キャンペーンを展開していくことを決めた。
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